今、SNS上で大変話題になっている「槇原ドリル」(槇原drill)。
槇原敬之さんの楽曲をアレンジし、その音楽に合わせて踊るダンス動画がTikTokを中心にバズっています。
そもそも槇原ドリルって何?人の名前?と思われた方もいるはず。
ということで、本記事では、「槇原ドリル」とはいったい何か、元ネタや作曲者、流行している理由についてまとめていきたいと思います。
「槇原ドリル」とは?
「槇原ドリル」とはいったい何なのでしょうか。
調べてみると以下の2点が共通していました。
- マッキーことシンガーソングライターの槇原敬之さんの楽曲をアレンジした音源を使用
- その音源を使用して、独特のダンスをするショート動画
つまり、SNS上での「槇原ドリル」の意味は、
ドリル風にアレンジされた槇原敬之さんの楽曲に乗せて、ダンスを披露するショート動画
と言えます。
”SNS上での意味”とした理由については、次で説明します。
「槇原ドリル」の”ドリル”とは?
「槇原ドリル」の”ドリル”は、ヒップホップ系のサブジャンル「ドリル」がその由来です。
2010年代初め、アメリカのシカゴでドリルミュージックが流行し始めます。
シカゴ発祥のドリルは、暴力などをテーマにした危険な世界観に満ちた音楽でした。
しかし、曲調は重低音を強調した重いビートや中毒性の高い電子音が特徴となっており、若者にとっては魅力あふれる音楽だったようです。
このドリルは世界へと広がり、UKドリルやブルックリンドリルといった各地域で独自に進化していきました。
これが日本でも目に留まり、この重低音を強調した重いビートや中毒性の高い電子音を駆使した楽曲アレンジが流行。
YouTubeでは多くの楽曲が「〇〇ドリル」としてアレンジされています。
「槇原ドリル」の元ネタや作曲者は?
「槇原ドリル」の元ネタは、槇原敬之さんの『もう恋なんてしない』です。
こちらが、「槇原ドリル」として世に出された動画です。
この楽曲アレンジを行ったのは、「CHOBO CURRY」さん。
CHOBO CURRYさんの名前の由来は、あだ名の「CHOBO」に、カレー好きということでCURRYを組み合わせたそう。
もともと大学時代に早稲田のMMTというバンドサークルで活動し、そのころからヒップホップに魅了されたそうです。
一旦は就職するものの、現在は独立して東京都内で音楽活動をされているようです。